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「働く人々への敬意と適正な対価の支払」 上海福喜食品の事件を知って [時事・ニュース]

ご無沙汰しています。最近は業務等が多忙になっており、ブログの更新頻度が落ちてしまい申し訳ありません。

さて、世界中で中国の食品工場での食品偽装問題が報道され、日本のマクドナルド・ファミリーマートまで飛び火してしまいました。この報道では、バーガーキング、スターバックスにもこの工場は製品を卸していたとの事。US企業の中国工場と言う事で、各社とも信頼していたのでしょう

 

管理人はこの問題は中国製云々という所で問題を片付けるのは良くないと思います。というのも、原材料である鳥肉は、普通の日本産よりも中国産の方が美味しいと思います。

というのも、中国大陸の報道を見た限り、 中国の農家はニワトリを放し飼いに近い形で育てていて、ニワトリは本当に健康そうです。(それだからこそ、鳥インフルエンザの問題が解決できない側面がありそうですが) 原材料自体は悪くないならば、今回の問題は食品加工の部分に絞った方が良さそうです。

管理人は、この問題は日本でも起こり得ると思います。根本的な原因は食品業界の「デフレ体質」にあると思います。

一般的に、食品工場は様々な認証が求められる事もあり、相当の衛生管理を行わなければなりません。そうなると会社は社員に対して、あれをするな、これをするなと細かい事を言い出します。しかし、食品加工で得られる利幅は一般的には小さく、結果的に従業員への給料も低く抑えられがちです。そうなるとどうなるか。

細かい管理ルールに従っても、それが当たり前とされ、従業員への待遇は他の企業よりも低いのであれば、その仕事のなり手がいなくなるか、他の業界で働けないレベルの人材が集まります。そうなると、社員はまじめに働く事に対するモチベーションが上がらず、会社は決められた作業の手順を社員に遵守させられなくなります。管理人は、この状態が上海福喜食品が起きたと考えます。

こうなると解決案は、「従業員がルールを守り、懸命に仕事に取り組む事が、サボって問題を起こして仕事を失うよりも利益になるというレベルまで給料や待遇を上げる」事となります。結果的に、加工食品の価格はその加工費用を適正に反映させたレベルまであがるのではないでしょうか。もしくは、人手をかけずに食品加工をするという「全自動化」への道でしょう。

これまでは、中国が低賃金をバックに労働集約的作業で、「デフレ」での世界への供給を請け負っていました。しかし、中国自体の経済発展もあり13億人も人口がいながら、工場労働者等は人手不足が発生しつつあります。更に、中国自体が最低賃金を大きく引き上げる政策に出ている事や一人っ子政策で生まれた子供が大きくなり、食品加工の様な重労働の職に中国人も就きたがらなくなっているのではないでしょうか。

この問題に対しては、「働く人々への敬意と適正な対価の支払」、最終的にはここにつながると思います。


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